A．脂肪吸引では、脂肪細胞自体の数を減らす事になります。
従って脂肪細胞の数が減った分、脂肪はつきにくくなりますが、残った脂肪細胞が膨らむということはあります。
ですから吸引後も、ある程度の体型維持の努力はして頂いた方が良いでしょう。

A．脂肪吸引では、脂肪のみではなく、血液などの体液も一緒に吸い出されます。
近年では出血を減らす方法が出てきていますが、やはり安全な量というのがあります。
特に通院治療の場合は尚更です。
従って、あちこち一度に大量の脂肪吸引するというのは危険です。

また、一度に１箇所でたくさん脂肪吸引すると表面が凹凸になったり、プロポーションが不釣合いになるという可能性もあります。従って、私は患者さんと相談をしながら、どれだけたくさん脂肪を取るかというよりはどれだけうまく残すかという感覚で治療するように心掛けています。

A．脂肪吸引は過度の脂肪がついている所なら可能です。
下腿（ふくらはぎ）の脂肪吸引はもちろん可能ですが、下腿は脂肪が多いと思っている人でも、筋肉の発達が原因というケースが多く、この場合は脂肪吸引はできません。

脂肪吸引はあくまでも吸引できる脂肪があるというのが大前提です。
脂肪が原因なら下腿は脂肪吸引で細くできます。ただし、下腿の場合はスカートから出て見える場所であり、注意して吸引しないと凹凸を残して目立ちます。脂肪が少ないのに無理をしては逆効果ですし、脂肪吸引を受けるにしても経験豊富な先生の治療を受けるべきです。

●脂肪吸引
頬部…315,000円、下腹部…420,000円、下腿全体…420,000円
※脂肪吸引は部位等によって金額が違います