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 原口クリニック院長の『美容外科・形成外科のホント』 

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美容外科の医師について

イラスト『美容外科・形成外科のホント』 取材の合間に原口先生から聞いた美容外科医に関する驚きの実話。今回は知られざるシステムと医師選びのコツ等、詳しくご紹介致します!

取材陣(以下、取)/先生、美容外科の医師や病院の開業についてお話をお聞かせ下さい。

原口先生(以下、原)/医師仲間からもある程度一人前の医師として認められるには通常でも10年以上の経験が必要とされています。それだけの経験を積んでも、一人の医師が総ての手術に精通する事は出来ません。医師一人一人にそれぞれ得意な分野があり、経験を積む事でしかその分野を広げる事が出来ません。
 
ところが現在の日本の法律では、医師免許を取りさえすればあらゆる診療科の看板を出して開業する事が出来ます。実際に大手の美容外科に2~3年勤務して経営上のノウハウを覚えて開業している医師や、外科的手術の経験の無い内科や麻酔科等の出身の美容外科医も多くいます。

/そうなんですか!?しかし何故そのような開業が可能なのでしょうか?

/これは、無責任、無自覚、営利優先といった医師本人の個人的な人間の資質に加え、誇大・虚偽広告や誘引目的のおいしい言葉が並んだ広告、薬事法承認も得ていない機器や薬品の宣伝広告、術前、術後の写真の掲示の様な違法広告さえすれば集客出来る事、又、見よう見まねでも出来る手術もある等、医療全体の抱える問題でもあります。
 
現在の法律では医学部を卒業し2年間の研修を受ければ開業は可能です。 本来は研修の後それぞれの科でしっかりと技術を身につけ、その科目の専門医の資格を取るのが理想ですが、問題なのはそうしなければならないという制限や決まりがないのです。
 
また専門医の資格にも、診療科によって審査方法はまちまちです。現在厚生労働省が広告に掲載を認めている専門医資格は55種類です。その中の『日本形成外科学会専門医』は認められていますが、残念ながら『日本美容外科学会専門医』は今の所広告に掲載出来ないのが現状です。 更には所属学会名や会員種別(正会員等)、○○研究会等の名称も掲載広告を認められていません。 
 
それでも、『日本美容外科学会専門医』の資格を取るためには、研修7年で『日本形成外科学会専門医』の資格を取った後に更に美容外科の経験を積まなければならないので、他の診療科に比べてより長い経験年数が必要です。
 
また、これらの専門医の資格は自分の施術した症例数十人のレポート提出と筆記試験・口答試験を数日に渡って受ける必要があり、学会によって3~5年毎の更新制でその間に規定以上の講習(学会や講習会への参加等)を受け知識を高める必要があります。
 
だからこそ、『日本形成外科学会専門医』の資格は厚生労働省からも認められる資格になっているのだと思います。

/美容外科・形成外科の資格を持つ事は大変なのですね。つまり患者側の私達にとって、そのような資格を持っているか確認する事が重要なのですね。

/そうですね。 美容外科の病院を選ぶ際には、少なくとも『日本形成外科学会専門医』を持っている、できれば『日本美容外科学会専門医』を含め2つの資格を持っているかがとても重要なポイントになってくるかと思います。
 
更に理想を言えば、「(社)日本美容医療協会適正認定医」であれば尚良いですね。医師の技術面の審査に加え、診察・手術するに当たって適正な施設であるかどうかという事も審査条件になるので、患者さんにとって安心材料の一つであると思います。
 
又、医師の経験を見極める目安になるのは、病院内に飾ってある医師免許です。そこに記載されている免許取得年月日で医師としての経験年数は判りますから、それを確認するのも良いと思います。診察医と手術執刀医が同一である事はもちろんですし、説明の際に良い事ばかりでなく注意事項等も説明してくれる医師の方が安心でしょう。

 病院選びにしても良く広告で見かける有名病院というブランドは安心感を与えるものなのかもしれませんが、良い手術結果は、手術の職人である外科医の豊富な経験と技術から生まれるのですから、そこに、いかに腕の良い職人がいるかが問題なのです。
 
後は、広告をよく吟味する事も重要です。医師の人間性や経営方針は宣伝広告から読み取る事が出来ると思います。
 
「痛くない・腫れない・最新式・簡単」というフレーズは要注意です。手術で全く「痛くない・腫れない」と言うものはありません。「最新式」と言う言葉は言い換えれば、長期的に見た副作用や結果というものは本当には分からないという事です。「簡単」が売り物の手術法はそれなりの欠点があると思って間違いありません。読者の皆さんも、広告をよく吟味して賢い患者さんになって下さい。

/先生のお話を聞く度、私達自身が広告やカウンセリングでしっかりと見極めなければならないと常々感じます。
 
今回もありがとうございました。



 
原口クリニックフリーダイヤル 0120-016-460 (予約制
福岡市博多区博多駅東1-12-5 博多大島ビル3F
診療日 / 月曜~日曜10:00~18:00  水曜…特診日
原口クリニックのHPも見てね! URL : http://www.haraguchi-c.jp

診療科目
◇美容外科
●目/二重・眼の下のタルミ・膨らみ、まぶたのタルミ、上眼瞼のくぼみ●鼻/隆鼻術、鼻翼縮小、鼻先形成術●口/口唇、歯茎●耳/ピアス●肌/ニキビ、ニキビ痕、肌の黒ずみの除去、ペンだこ、座りだこ、イレズミ除去●顔・輪郭/フェイスリフト、前額部シワ取り、コメカミ、エラ、頬骨●若返り/フォトスキンセラピー、シミ、シワ、ケミカルピーリング、コラーゲン、ヒアルロン酸、ボトックス●毛/植毛、まつ毛・脱毛(レーザー・針)●身体/豊胸、乳房下垂、乳頭縮小、脂肪吸引、身体のタルミとり、でべそ、多汗症●女性/小陰唇縮小、膣縮小●男性/包茎、シリコンボール●その他/ニンニク点滴、プラセンタ点滴、ビタミン点滴、AGA(男性型脱毛症)、ED(勃起不全)
◇形成外科(保険診療)
外傷・手術等のキズ跡、先天異常の形成外科治療(口唇裂・眼瞼下垂・耳垂裂・臍ヘルニア等)、身体各部の腫瘍(粉瘤やイボ・アザやホクロ等の母斑・血管腫・悪性黒色腫等の皮膚ガン)、陥没乳頭、ワキガ、巻き爪、外反母趾等
 

原口院長 原口院長 原口院長より
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会認定専門医
社団法人日本美容医療協会認定適正認定医
昭和大学形成外科兼任講師
どこに行くにしてもきちんと説明を受け、質問をし、疑問点のないようにした上で、その場で即決せず、一度冷静に考えてから決めるようにして下さい。
自分自身の体のことです。後々後悔しないためにも、しっかりじっくり考え、医師と相談し、決定していただきたいと思います。

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日本美容医療協会(JAAM)会員証日本美容医療協会(JAAM)のHP見た事ありますか?
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気になる事、知りたい事がある方は是非のぞいてみてください。 http://www.jaam.or.jp