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 原口クリニック院長の『美容外科・形成外科のホント』 

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その58 男性器の悩み ~1.包茎~

 
思春期になると気になりだす男子の悩み、包茎。修学旅行や合宿でのお風呂が嫌だ…
と気にしている子も多い様です。
今回は、そんな包茎の悩み・治療法について伺いました。

取材陣(以下、取)/早速ですが、男性器の悩みは包茎が一番多いのでしょうか?

原口先生(以下、原)/そうですね。特に中高生の男子が悩んで相談に来るパターンが多いです。
 又、包茎には以下の3種類があります。

■仮性包茎・・・通常は包皮が亀頭を覆っているが、手でむけば簡単に露出させる事が出来る状態。(保険外治療)

■真性包茎・・・通常でも勃起状態でも全く皮がむけない状態。(保険治療)

■嵌頓(カントン)包茎・・・無理をすれば皮はむけるが、包皮口が狭く亀頭の下を締め付けてしまう状態。(保険治療)

真性及び嵌頓包茎の場合、亀頭の発育を妨げたり、恥垢が溜まり易く、包皮炎(ホウヒエン)《恥垢(チコウ)がたまって、炎症や感染症等を起こす病気》等を引き起こし易くなります。
又、陰茎ガンを引き起こす可能性もありますので、早めの治療をお勧めします。

仮性包茎は、機能的に問題が無い為、治療の必要性はありませんが、常に皮が被っている状態だと亀頭が敏感になり早漏になり易い事や、恥ずかしい等の理由から治療を望む人も少なくありません。

/包茎によって様々な事が引き起こる可能性があるのですね。
では治療方法について教えて下さい。

/基本的に局所麻酔の日帰り手術です。
手術方法はいくつかあります。

■背面切開・・・幼・小児期の真性包茎に多い手術法で、包皮口を縦に切り、包皮口を広げる方法。腫れや傷跡は比較的少ないが、若干包皮のタルミが残る。

■環状切開・・・狭くなった包皮口だけでなく余った包皮を全周性に切除し縫合する最も確実な方法。
粘膜部分と皮膚部分が縫合されるためツートンカラー様となり、他の方法より傷跡は目立ちます。

■環状切開(亀頭冠溝部)・・・亀頭冠溝(陰茎と亀頭の間にあるくびれた部分)で包皮を切除する方法。
亀頭冠溝にキズ跡が隠れ目立たないが、亀頭から直ぐ皮膚になるため包皮の被りが殆ど無くなる。

■環状切開(根元)・・・陰茎の根元の方で包皮を切除し縫合する方法。
傷跡は陰毛に隠れ目立たず、粘膜部から皮膚部への色の移行は自然だが皮膚切除量の決定が難しい。
診察で、どのタイプの包茎か、どの様な治療が良いか等しっかりと話し合ってどういう対応が一番良いのか決めて頂きたいと思います。

/年齢的にいつ頃からの治療が望ましいですか?

/小児期は殆どの子が皮を被った状態です。包皮を反転させようとしてもむけない真性包茎や包皮炎による包皮の癒着(ユチャク)の可能性があります。手術自体は早い方が良いと考えますが、小さいうちは全身麻酔での手術になります。10歳以上になれば聞き分けの良い子なら局所麻酔で可能です。 包皮炎等の心配もありますので、幼児期に一度診察をしておいて良いかと思います。

/なるほど、私の子も確かめてみます!今回もありがとうございました。
 …という事で、スタッフK親子、早速診察行って参りました!詳しくは次号にて。

◆料金

(原口クリニックの場合)

●真性包茎・嵌頓包茎の場合
保険適応
●仮性包茎の場合
包茎(環状切開法)・・・・126,000円※根元の場合も同料金
包茎(背面切開法)・・・・幼少児の真性包茎が対象のため保険適応です。

※初診料は1,050円です。



 
原口クリニックフリーダイヤル 0120-016-460 (予約制
福岡市博多区博多駅東1-12-5 博多大島ビル3F
診療日 / 月曜~日曜10:00~18:00  水曜…特診日
原口クリニックのHPも見てね! URL : http://www.haraguchi-c.jp

診療科目
◇美容外科
●目/二重・眼の下のタルミ・膨らみ、まぶたのタルミ、上眼瞼のくぼみ●鼻/隆鼻術、鼻翼縮小、鼻先形成術●口/口唇、歯茎●耳/ピアス●肌/ニキビ、ニキビ痕、肌の黒ずみの除去、ペンだこ、座りだこ、イレズミ除去●顔・輪郭/フェイスリフト、前額部シワ取り、コメカミ、エラ、頬骨●若返り/フォトスキンセラピー、シミ、シワ、ケミカルピーリング、コラーゲン、ヒアルロン酸、ボトックス●毛/植毛、まつ毛・脱毛(レーザー・針)●身体/豊胸、乳房下垂、乳頭縮小、脂肪吸引、身体のタルミとり、でべそ、多汗症●女性/小陰唇縮小、膣縮小●男性/包茎、シリコンボール●その他/ニンニク点滴、プラセンタ点滴、ビタミン点滴、AGA(男性型脱毛症)、ED(勃起不全)
◇形成外科(保険診療)
外傷・手術等のキズ跡、先天異常の形成外科治療(口唇裂・眼瞼下垂・耳垂裂・臍ヘルニア等)、身体各部の腫瘍(粉瘤やイボ・アザやホクロ等の母斑・血管腫・悪性黒色腫等の皮膚ガン)、陥没乳頭、ワキガ、巻き爪、外反母趾等
 

原口院長 原口院長 原口院長より
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会認定専門医
社団法人日本美容医療協会認定適正認定医
昭和大学形成外科兼任講師
どこに行くにしてもきちんと説明を受け、質問をし、疑問点のないようにした上で、その場で即決せず、一度冷静に考えてから決めるようにして下さい。
自分自身の体のことです。後々後悔しないためにも、しっかりじっくり考え、医師と相談し、決定していただきたいと思います。

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