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 原口クリニック院長の『美容外科・形成外科のホント』 

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まつげの悩み ~その2.まつげを伸ばす

イラスト『美容外科・形成外科のホント』ふさふさの長いまつげは女性の憧れ。
前回は少ないまつげを増やす治療法を伺いましたが、
今回は、短いまつげを伸ばす治療方法について、原口先生にお伺いしてきました。

取材陣(以下、取)/前回は、まつげが少ない場合の『植毛』についてお伺いしました。
 
今回は、まつげを長くする治療法についてお伺いしたいと思います。その治療とはどの様なものですか?

原口先生(以下、原)/はい、塗り薬での治療です。検査・審査の厳しいアメリカの FDAが認めた薬で、ラティースTM(米国アラガン社製)という薬です。元々は 緑内障
の薬でしたが、その治療中にまつげが伸びた・濃くなったという報告が多くあり、まつげを伸ばす治療にも使われ始めました。学会での発表でちゃんとした使用効果を確認出来ましたので最近当院でも導入しました。

/どの様に使用するのですか?

/通院して病院で塗布するという訳ではなく、1日1回、就寝前の洗顔後に上まぶたのまつげの生え際に沿って専用のアプリケーター(筆)でアイシャドウを引くように塗ります。目や下瞼には使用しないで下さい。コンタクトを使用されている方は外して塗布し、15分以上待ってコンタクトを再装着して下さい。(※下記イラスト参照)
 
個人差はあるものの、おおよそ2ヶ月の使用で効果が現れ始め、4ヶ月位で効果を実感出来る様になります。本人の体質や希望の長さ等にもよるので期間はまちまちです。ただし、皮フの弱い人やアレルギーのある人は、炎症を起こしたり色素沈着や眼の充血等を起こす可能性もあるので、様子を見ながら治療していく必要があります。
 
また、まつげは生え変わるので、効果が永久的にある訳ではありません。使用を中止すると数週間~数ヶ月かけて、徐々に元のまつげの状態に戻っていきます。

ラティースの塗り方

/自宅で手軽に出来るというのはい良いですね。
 
ラティースがインターネットの通販で販売されているのを見た事があります。個人で購入して使用するのに問題はないのですか?

/医薬品でネットで買えるものが本物の医薬品であるか判りません。もちろん本物の医薬品であれば輸入業者に依頼するにしても医師の証明が必要で、使用も医薬品である以上医師しか処方出来ません。
 
もちろん厚生労働省は認めていませんし、出所が不明な物は品質・安全性の問題もあります。
 
コラーゲンやヒアルロン酸等、自己注入で問題になるケース(参考:vol.44「ヒアルロン酸注入による膨らみ」vol.45「死ぬかもしれないこの行為、それでもあなたは自己注入しますか?」が学会でも報告されていますし、マスコミ・メディアで報道されていました。ラティースも個人で使用して何かあっても自己責任が持てれば良いでしょうが、前述のように眼症状や皮膚障害の副作用は指摘されていますし、最悪の場合失明等何が起こるか判りません。化粧品等と医薬品を一緒に考える事が問題です。病院で処方されている物を指導の元、正しく使用して頂きたいと思います。

/なるほど。皮フの中でも弱い部分に使用する訳ですし、何か起きてからでは遅いです。怖いですね。
 
まつげを増やす「植毛」も、まつげを伸ばす「塗り薬」も、まつげで悩む私たち女性にとって大変興味深いお話でした。
 
ありがとうございました。

◆料金

(原口クリニックの場合)
ラティース1本(滅菌済み使い捨てアプリケーター60本付)……21,000円」

※初診料は1,050円です。



 
原口クリニックフリーダイヤル 0120-016-460 (予約制
福岡市博多区博多駅東1-12-5 博多大島ビル3F
診療日 / 月曜~日曜10:00~18:00  水曜…特診日
原口クリニックのHPも見てね! URL : http://www.haraguchi-c.jp

診療科目
◇美容外科
●目/二重・眼の下のタルミ・膨らみ、まぶたのタルミ、上眼瞼のくぼみ●鼻/隆鼻術、鼻翼縮小、鼻先形成術●口/口唇、歯茎●耳/ピアス●肌/ニキビ、ニキビ痕、肌の黒ずみの除去、ペンだこ、座りだこ、イレズミ除去●顔・輪郭/フェイスリフト、前額部シワ取り、コメカミ、エラ、頬骨●若返り/フォトスキンセラピー、シミ、シワ、ケミカルピーリング、コラーゲン、ヒアルロン酸、ボトックス●毛/植毛、まつ毛・脱毛(レーザー・針)●身体/豊胸、乳房下垂、乳頭縮小、脂肪吸引、身体のタルミとり、でべそ、多汗症●女性/小陰唇縮小、膣縮小●男性/包茎、シリコンボール●その他/ニンニク点滴、プラセンタ点滴、ビタミン点滴、AGA(男性型脱毛症)、ED(勃起不全)
◇形成外科(保険診療)
外傷・手術等のキズ跡、先天異常の形成外科治療(口唇裂・眼瞼下垂・耳垂裂・臍ヘルニア等)、身体各部の腫瘍(粉瘤やイボ・アザやホクロ等の母斑・血管腫・悪性黒色腫等の皮膚ガン)、陥没乳頭、ワキガ、巻き爪、外反母趾等
 

原口院長 原口院長 原口院長より
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会認定専門医
社団法人日本美容医療協会認定適正認定医
昭和大学形成外科兼任講師
どこに行くにしてもきちんと説明を受け、質問をし、疑問点のないようにした上で、その場で即決せず、一度冷静に考えてから決めるようにして下さい。
自分自身の体のことです。後々後悔しないためにも、しっかりじっくり考え、医師と相談し、決定していただきたいと思います。

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気になる事、知りたい事がある方は是非のぞいてみてください。 http://www.jaam.or.jp