信頼出来る本物情報が欲しい!美容外科・形成外科について知りたい事


 原口クリニック院長の『美容外科・形成外科のホント』 

<< 記事一覧へ戻る

「ホクロ」

『美容外科・形成外科のホント』肌の露出度が増えるこの時期。目立つ場所のホクロやイボって気になりますよね。
今回は、ホクロについて詳しくお伺いしてきました。
イラスト

イラスト取材陣(以下、取)/まず、「ホクロ」とは具体的にどういうものなのですか?
原口先生(以下、原)/アザの小さい形で、医学的には色素性母斑または母斑細胞母斑等と呼ばれています。色は黒・茶褐色のものが多く、大きさは6~7mm位までのもので、それ以上の大きさのものはアザとして扱われることが多いです。また、普通産まれたばかりの赤ちゃんにはホクロはないんですよ。ホクロは幼児期位から出来て、年齢を重ねていくと逆に目立たなくなってくるものなんです。

/よく、“いいホクロ”と“悪いホクロ”があると聞きますが?
/通常のホクロはほとんどが良性のもので問題ないのですが、悪性のものである場合は重大な病気です。悪性黒色腫というホクロにとてもよく似たガンで、早めの切除が必要になります。

イラスト/どのようにして見分けたら良いですか?
/ホクロが急に大きくなった、形がきれいな丸でない、色がまだら、色がホクロからはみ出てきた、墨汁を垂らしたシミのようなもの、じゅくじゅくしてきた等、ホクロの様子が「おかしいな」と感じたら早めに診察を受ける事をお勧めます。
 
それから気をつけた方がよいホクロですが、手の掌や足の裏、男性の場合は髭剃りの際に触れる場所等、ホクロを慢性的に刺激する場所。理由は慢性的に刺激が与えられる事で、細胞の活動が活発になりやすい為、大きくなったりします。
気になるホクロがある場合、まずは悪性か良性かの組織検査をして調べてもらい、悪性の場合はそのホクロの周り3~5cmを切除する事になります。ですので、大きくなる前に早めの対応が必要です。

イラスト/良性だった場合は問題ないのですか?
/はい。その場合は健康上、何の問題もありません。しかし、「大きくなった」「出っぱってて目立つ」「ホクロの場所が気になる」等、ホクロ自体がコンプレックスになっていたり「いじめの原因になるから」と子供の親御さんからの相談も結構多いのです。もちろんそういった理由でのホクロ除去も可能です。

イラスト/その場合の治療法は、前回の「イボ」と同じですか?
/はい。レーザーや電気で焼く方法と、患部を切り取る切除法の2つが代表的です。やはり、焼く方法では「1回で確実」という訳にはいきませんが、小さかったり、薄いものに関してはこちらで良いかと思います。
 
また切除法の場合は、1回で確実に切除でき、ホクロよりも傷跡が小さく目立ちませんし、切除したホクロを組織検査する事も可能です。

/診察で先生と相談して治療法を決めていくのですね?
/ホクロの大きさや症状等を見て、組織検査すべきか、どの治療法が適切かをしっかり相談して決めていきます。

/そのホクロの状況や状態に合った治療法をしっかりと見極めていく事が大切ですね。今回もありがとうございました。次回は「アザ」についてお話をうかがいたいと思います。

※ホクロの治療は施術によっては保険適用治療になります。



 
原口クリニックフリーダイヤル 0120-016-460 (予約制
福岡市博多区博多駅東1-12-5 博多大島ビル3F
診療日 / 月曜~日曜10:00~18:00  水曜…特診日
原口クリニックのHPも見てね! URL : http://www.haraguchi-c.jp

診療科目
◇美容外科
●目/二重・眼の下のタルミ・膨らみ、まぶたのタルミ、上眼瞼のくぼみ●鼻/隆鼻術、鼻翼縮小、鼻先形成術●口/口唇、歯茎●耳/ピアス●肌/ニキビ、ニキビ痕、肌の黒ずみの除去、ペンだこ、座りだこ、イレズミ除去●顔・輪郭/フェイスリフト、前額部シワ取り、コメカミ、エラ、頬骨●若返り/フォトスキンセラピー、シミ、シワ、ケミカルピーリング、コラーゲン、ヒアルロン酸、ボトックス●毛/植毛、まつ毛・脱毛(レーザー・針)●身体/豊胸、乳房下垂、乳頭縮小、脂肪吸引、身体のタルミとり、でべそ、多汗症●女性/小陰唇縮小、膣縮小●男性/包茎、シリコンボール●その他/ニンニク点滴、プラセンタ点滴、ビタミン点滴、AGA(男性型脱毛症)、ED(勃起不全)
◇形成外科(保険診療)
外傷・手術等のキズ跡、先天異常の形成外科治療(口唇裂・眼瞼下垂・耳垂裂・臍ヘルニア等)、身体各部の腫瘍(粉瘤やイボ・アザやホクロ等の母斑・血管腫・悪性黒色腫等の皮膚ガン)、陥没乳頭、ワキガ、巻き爪、外反母趾等
 

原口院長 原口院長 原口院長より
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会認定専門医
社団法人日本美容医療協会認定適正認定医
昭和大学形成外科兼任講師
どこに行くにしてもきちんと説明を受け、質問をし、疑問点のないようにした上で、その場で即決せず、一度冷静に考えてから決めるようにして下さい。
自分自身の体のことです。後々後悔しないためにも、しっかりじっくり考え、医師と相談し、決定していただきたいと思います。

美容に関する確かな最新情報がぎっしり!!

日本美容医療協会(JAAM)会員証日本美容医療協会(JAAM)のHP見た事ありますか?
良い医師の選び方や、現在使用されている「注入材料」の各国承認状況・調査内容を見る事もでき、公開オンライン相談(原口先生も協会員として回答してます)等もあります。
気になる事、知りたい事がある方は是非のぞいてみてください。 http://www.jaam.or.jp