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 原口クリニック院長の『美容外科・形成外科のホント』 

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イ ボ

『美容外科・形成外科のホント』肌の露出度が増えるこの時期。目立つ場所のホクロやイボって気になりますよね。
今回は、そのイボについて詳しくお伺いしてきました。

 

 

取材陣(以下、取)/そもそも「イボ」とはどういうものなのですか?
原口先生(以下、原)/皮フ腫瘍の一種で、「ヒトパピローマウィルス」というウィルスが皮膚や粘膜に感染することによって発生します。出来る部位や形状もさまざまで、いくつか種類があります。

/これもやはり、足に合わない靴などが原因なのですか?
/そうです。尖端のとがった靴や、かかとの部分が高いヒールの靴などで足先に負担が積み重なって外反母趾になります。ですから、ほとんどが女性ですね。

/ということは、何かの拍子にどこかから感染して発症するということですか?
/もちろん感染することで発症するのですが、これは元々人が持っていてもおかしくないウィルスで、免疫力が落ちてきた時にイボが出てくるという場合もあります。

軽石のイラスト/種類はどのようなものがありますか?
/まず、手足先に出来易く子供に多いといわれる『尋常性疣贅』。これが一般的に言われているイボです。そして、顔や四肢に出来るイボで青年から大人に多い『青年性扁平疣贅』。そして、陰部や肛門周辺に見られる『尖圭コンジローム』などがあります。この尖圭コンジロームは、肌色~褐色の色調で多発することがあります。性感染症ではありますが、悪い性病を疑い悩む人も少なくありません。その他色素性疣贅(ミルメシア)というメラニン色素を含むものもあります。

/治療法もそれぞれ違ってくるのですか?
/いえ、基本的には同じです。保存的治療と外科手術の2方向から治療していきます。

軽石のイラスト/どのような治療ですか?
原/まず、保存的治療の方ですが、ウィルスへの免疫力を高める治療をします。はと麦エキスを内服してもらうのが一般的です。皮膚腫瘍と考え皮膚がんに使用する抗がん剤軟膏を使用する場合もありますが、これは高価でありよほどでなければあまり使用しません。

 そして、外科手術としては、切除法が一般的ですが、他に、ドライアイスや液体窒素で凍結させたり、電気やレーザーなどで患部を焼く方法もあります。これらの中で液体窒素を用いる方法が最も広く行われており、綿棒に浸した液体窒素をイボに当てて凍結します。

/切除法と焼く方法とでは、違いはありますか?

軽石のイラスト/切除法の方は、腫瘍部分をしっかり切り取ってしまえるので確実ですが、指先などの皮膚に余裕が少ない部位では切除縫縮できず、レーザーや液体窒素の方での治療になります。しかし、こちらは1回で確実にとはいきません。数回の治療が必要になります。
 
特に、爪の部分に出来るイボが治りにくく、レーザーや液体窒素などで治療しても爪の下に残ってしまい、完治するまでに特に時間がかかります。

/イボに関しては市販薬もよく見かけますが?
/これらで、完治するとは言い切れません。ヘタに自分で治療したり触ったりして化膿させてしまったり、悪化させてしまう事も多々あります。化膿してしまうと、抗生物質服用などで化膿止めなどの別の治療も平行していかねばならないので余計に時間がかかってしまいます。イボで悩んだ際には形成外科や皮膚科に相談するのが現実的です。

/なるほど。出来れば手術は避けたいので、どちらもセルフケアで予防していきたいものですね。ありがとうございました。

※イボの治療は保険適用です。



 
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福岡市博多区博多駅東1-12-5 博多大島ビル3F
診療日 / 月曜~日曜10:00~18:00  水曜…特診日
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診療科目
◇美容外科
●目/二重・眼の下のタルミ・膨らみ、まぶたのタルミ、上眼瞼のくぼみ●鼻/隆鼻術、鼻翼縮小、鼻先形成術●口/口唇、歯茎●耳/ピアス●肌/ニキビ、ニキビ痕、肌の黒ずみの除去、ペンだこ、座りだこ、イレズミ除去●顔・輪郭/フェイスリフト、前額部シワ取り、コメカミ、エラ、頬骨●若返り/フォトスキンセラピー、シミ、シワ、ケミカルピーリング、コラーゲン、ヒアルロン酸、ボトックス●毛/植毛、まつ毛・脱毛(レーザー・針)●身体/豊胸、乳房下垂、乳頭縮小、脂肪吸引、身体のタルミとり、でべそ、多汗症●女性/小陰唇縮小、膣縮小●男性/包茎、シリコンボール●その他/ニンニク点滴、プラセンタ点滴、ビタミン点滴、AGA(男性型脱毛症)、ED(勃起不全)
◇形成外科(保険診療)
外傷・手術等のキズ跡、先天異常の形成外科治療(口唇裂・眼瞼下垂・耳垂裂・臍ヘルニア等)、身体各部の腫瘍(粉瘤やイボ・アザやホクロ等の母斑・血管腫・悪性黒色腫等の皮膚ガン)、陥没乳頭、ワキガ、巻き爪、外反母趾等
 

原口院長 原口院長 原口院長より
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会認定専門医
社団法人日本美容医療協会認定適正認定医
昭和大学形成外科兼任講師
どこに行くにしてもきちんと説明を受け、質問をし、疑問点のないようにした上で、その場で即決せず、一度冷静に考えてから決めるようにして下さい。
自分自身の体のことです。後々後悔しないためにも、しっかりじっくり考え、医師と相談し、決定していただきたいと思います。

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