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 原口クリニック院長の『美容外科・形成外科のホント』 

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掻き痕(かきあと)

読者様から頂いた質問を元に「皮フの掻き痕の修復」について原口先生にお伺いしてきました。

〈Hさんの相談内容〉
6年ほど前、鎖骨の下部分がかゆく、無意識にかきむしったら、ひふの下に赤くて細かなあざの様な跡が残ってしまいました。
当時よりは多少薄くなった感じもありますが、体が温まったり、お酒を飲んだりすると赤さが増して浮き出た様に目立ちます。

これが出来て以来、気になって首元が広い服を着れなくなりました。
これを消したり、治したりする事は出来るのでしょうか?

これが出来て以来、気になって首元が広い服を着れなくなりました。
これを消したり、治したりする事は出来るのでしょうか?

取材陣(以下、取)/早速ですが、これはどういったものなのでしょうか?

原口先生(以下、原)/はい。掻いた事によって出来た色素沈着は、時間は掛かりますがシミ治療と同様の方法で治療可能です。

トレチノインやハイドロキノンといった塗布剤を使って、皮フの古い角質を取り除いて色素細胞を漂白化していきます。特に手術等は無く、自分で掻き痕の部分に薬を塗り徐々に薄くしていきます。

又、赤みを消す為にはアレルギー皮フ炎の対策が必要でしょう。

まずは根本的な事を解決してからでないと、痒いままで治療しても(治療途中で掻いたりする事で)治りが遅くなりますし、「炎症後の色素沈着」というのは治りにくいのです。

従って当院でも、まずは原因である皮フ炎改善の為の日常生活や対処法等の指導(日光アレルギーの場合はどの様にして日光から皮フを守るか、保湿効果のあるビタミンBの摂取等)や治療としての薬を処方して、痒みを出さない様に体質を改善していく事から始めます。
そしてその後で「掻き痕の色素沈着」の治療に移ります。

/まずは、根本的な原因の解決からなのですね。
ちなみに先生、私の腕にある「幼少期のアトピーの掻き痕」も治せるのでしょうか?

/はい。時間は掛かりますが相談者の方と同様、「シミ治療」になります。

余談ですが、女性の「炎症後の色素沈着」の相談で多いのが、化粧かぶれ(接触性皮フ炎)やアクセサリーによる炎症(金属アレルギー)を起こしてシミになったと相談に来るパターンですね。
これも、炎症を起こして赤くなっている内に治療に来て頂いた方がシミにならずに治す事が出来るので、早めに相談に来て欲しいと思います。

/先生の医院へ皮フ炎の相談にお伺いしてもいいのですか?

/はい。特に皮フ科と表記はしていませんが、形成外科・美容外科の関連疾患としてアレルギー治療等は炎症によるシミを防ぐ為の治療として行っています。
炎症による色素沈着は、とにかく早め早めの治療が大事です。
出来た物を治すよりも出来ない様にする事でより良い結果に繋がります。

/まずは、「シミ(痕)を作らない事」ですね!今回もありがとうございました。

◆料金

(原口クリニックの場合)

●皮フ炎の治療…保険適応
漂白クリーム(ハイドロキノン軟膏5g)/3,150円
トレチノイン軟膏5g/5,250円

※初診料は1,050円です。



 
原口クリニックフリーダイヤル 0120-016-460 (予約制
福岡市博多区博多駅東1-12-5 博多大島ビル3F
診療日 / 月曜~日曜10:00~18:00  水曜…特診日
原口クリニックのHPも見てね! URL : http://www.haraguchi-c.jp

診療科目
◇美容外科
●目/二重・眼の下のタルミ・膨らみ、まぶたのタルミ、上眼瞼のくぼみ●鼻/隆鼻術、鼻翼縮小、鼻先形成術●口/口唇、歯茎●耳/ピアス●肌/ニキビ、ニキビ痕、肌の黒ずみの除去、ペンだこ、座りだこ、イレズミ除去●顔・輪郭/フェイスリフト、前額部シワ取り、コメカミ、エラ、頬骨●若返り/フォトスキンセラピー、シミ、シワ、ケミカルピーリング、コラーゲン、ヒアルロン酸、ボトックス●毛/植毛、まつ毛・脱毛(レーザー・針)●身体/豊胸、乳房下垂、乳頭縮小、脂肪吸引、身体のタルミとり、でべそ、多汗症●女性/小陰唇縮小、膣縮小●男性/包茎、シリコンボール●その他/ニンニク点滴、プラセンタ点滴、ビタミン点滴、AGA(男性型脱毛症)、ED(勃起不全)
◇形成外科(保険診療)
外傷・手術等のキズ跡、先天異常の形成外科治療(口唇裂・眼瞼下垂・耳垂裂・臍ヘルニア等)、身体各部の腫瘍(粉瘤やイボ・アザやホクロ等の母斑・血管腫・悪性黒色腫等の皮膚ガン)、陥没乳頭、ワキガ、巻き爪、外反母趾等
 

原口院長 原口院長 原口院長より
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会認定専門医
社団法人日本美容医療協会認定適正認定医
昭和大学形成外科兼任講師
どこに行くにしてもきちんと説明を受け、質問をし、疑問点のないようにした上で、その場で即決せず、一度冷静に考えてから決めるようにして下さい。
自分自身の体のことです。後々後悔しないためにも、しっかりじっくり考え、医師と相談し、決定していただきたいと思います。

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気になる事、知りたい事がある方は是非のぞいてみてください。 http://www.jaam.or.jp