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 原口クリニック院長の『美容外科・形成外科のホント』 

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目の下の膨らみ ~読者質問 その2~

今回は、読者様からの質問を元に目の下の膨らみの治療法についてお伺いしてきました。

●読者様質問●
前回、読者様から『他美容外科の無料カウンセリングで目の下の膨らみについて相談した所、「膨らみの原因である目の下の脂肪を切り、切った所が凹むのでそこに“血小板に成長因子を加えたもの”を混ぜると良い」と提案されたが、いいかどうか解らない』というご質問を頂きました。

又その回答として“血小板に成長因子を加えたもの”は、本来「床擦れや皮フ潰瘍」の治療薬であり、皮フ表面にスプレーして使う外用薬で体内注入用では無い。実際に効果が出たケースもあるが「膨らみ過ぎた」「シコリになった」「凸凹になった」と言うケースも多く、デメリット部分も含めて医師と相談し自分でしっかりと検討すべき、といったお話を伺いました。 

取材陣(以下、取)/そこで今回は、実際に原口クリニックで治療する場合についてお伺いしたいと思います。
読者さんの様な加齢による「目の下の膨らみ」にはどの様な治療を行っているのでしょうか?

原口先生(以下、原)/はい。目の下の膨らみの原因は一つでは無く、目の周りの脂肪・隔膜・皮フ等の状態によって引き起こされるものです。その為、それぞれの原因によって治療法も変わってきます。
まずは患者さんの目の膨らみの原因が何なのかを診察し、どういった治療法が有効か、治療法のデメリットも踏まえた説明・相談をして決定します。

/では、それぞれの原因・治療法とメリット・デメリットを教えて下さい。

/加齢による目の下の膨らみの要因は、大きく2つに分けられます。

イラスト【その1】目の上の脂肪(眼窩脂肪)が下りてきて、下の脂肪が膨らむ
(この場合、上眼瞼は凹んで見える)

■治療法
隔膜を縫い縮めたり目の周りにある眼輪筋と言う筋肉を張って、
脂肪を押し込む(下まぶたの脂肪が入るスペースを狭めて脂肪を
上眼瞼に押し戻す)手術をします。

イラスト■メリット
1回の手術(約1時間程)で効果が出ます。

■デメリット
目の周りが腫れたり内出血の可能性もありますが、起こしても1〜2週程で治まります。 


イラスト【その2】頬の皮フや脂肪が垂れてきて、目の脂肪と頬の脂肪の間がハの字に窪み、
目の下の脂肪の膨らみが強調されている

■治療法
逆に凹んでいる部分を膨らませる為に、ヒアルロン酸・コラーゲン・
自分の脂肪等の注入を行います。

■メリット
ヒアルロン酸やコラーゲンの注入の場合、手術の様なダウンタイム(腫れる・赤みが出る)はほとんど無く、術後すぐに化粧可能です。

■デメリット
安全性の高い注入剤程体内に吸収される率は高く、注入を繰り返す必要があります。

又、これらの施術全てに共通して、ゆるみや余計な膨らみを避ける為、皮フにタルミがある場合はそれを目尻の方に向かって切除します。(経皮法)
逆に皮フにタルミのない方は皮フを切除する事なく結膜側(まぶたの裏側)より脂肪だけ除去します。(経結膜法)
大別するとこの2つですが、実際は個人個人で症状は様々です。患者さんそれぞれの症状や状態を診ながら色々組み合わせを提案し、ご理解頂き施術します。

/なるほど。やはりその方の状態によって様々な治療法を提案されるのですね。今回もとても解りやすいご説明ありがとうございました。

◆料金

(原口クリニックの場合)

●下瞼形成術(経結膜法)…210,000円  (経皮法)…262,500円
●脂肪注入(頬部)…315,000円
●ヒアルロン酸 (0.1㎜)…10,500円
●コラーゲン(Zyderm-I(0.1ml))…5,250円

※初診料は1,050円です。



 
原口クリニックフリーダイヤル 0120-016-460 (予約制
福岡市博多区博多駅東1-12-5 博多大島ビル3F
診療日 / 月曜~日曜10:00~18:00  水曜…特診日
原口クリニックのHPも見てね! URL : http://www.haraguchi-c.jp

診療科目
◇美容外科
●目/二重・眼の下のタルミ・膨らみ、まぶたのタルミ、上眼瞼のくぼみ●鼻/隆鼻術、鼻翼縮小、鼻先形成術●口/口唇、歯茎●耳/ピアス●肌/ニキビ、ニキビ痕、肌の黒ずみの除去、ペンだこ、座りだこ、イレズミ除去●顔・輪郭/フェイスリフト、前額部シワ取り、コメカミ、エラ、頬骨●若返り/フォトスキンセラピー、シミ、シワ、ケミカルピーリング、コラーゲン、ヒアルロン酸、ボトックス●毛/植毛、まつ毛・脱毛(レーザー・針)●身体/豊胸、乳房下垂、乳頭縮小、脂肪吸引、身体のタルミとり、でべそ、多汗症●女性/小陰唇縮小、膣縮小●男性/包茎、シリコンボール●その他/ニンニク点滴、プラセンタ点滴、ビタミン点滴、AGA(男性型脱毛症)、ED(勃起不全)
◇形成外科(保険診療)
外傷・手術等のキズ跡、先天異常の形成外科治療(口唇裂・眼瞼下垂・耳垂裂・臍ヘルニア等)、身体各部の腫瘍(粉瘤やイボ・アザやホクロ等の母斑・血管腫・悪性黒色腫等の皮膚ガン)、陥没乳頭、ワキガ、巻き爪、外反母趾等
 

原口院長 原口院長 原口院長より
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会認定専門医
社団法人日本美容医療協会認定適正認定医
昭和大学形成外科兼任講師
どこに行くにしてもきちんと説明を受け、質問をし、疑問点のないようにした上で、その場で即決せず、一度冷静に考えてから決めるようにして下さい。
自分自身の体のことです。後々後悔しないためにも、しっかりじっくり考え、医師と相談し、決定していただきたいと思います。

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