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 原口クリニック院長の『美容外科・形成外科のホント』 

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肝 斑 ~保険治療~

今回は、読者様から頂いた質問を元に、肝斑についてお伺いしてきました。
20代後半で出産してからシミが目立つ様になり、
様々なシミ対策(美容液やクリーム等)をしてきましたが、
ほとんど効果がありませんでした。
先日友人に「それじゃそのシミ、カンパンじゃない?」と言われました。
聞いた事はありますが、シミとは違うのでしょうか?
カンパンだった場合、どうしたら良いのでしょうか?
(30代 カンパンマン)

取材陣(以下、取)/早速ですが「肝斑」とは何ですか?

原口先生(以下、原)/肝斑もシミの一種なのですが、実は原因がはっきりしていません。
しかし、妊娠やピルの服用で現れる事から女性ホルモンが関与していると考えられています。
その為、女性ホルモンが一番活発な30〜40代に多く見られます。

妊娠やピル服用の他、ストレスや体調変化による女性ホルモンの乱れによっても
引き起こされます。

一番の特徴は、頬骨の上の両側に必ず左右対称にあると言う事です。
黄土色又は薄茶色、色も均一で地図状のシミが両頬にある場合、
肝斑の可能性が高いと言えます。

/左右対称に出来るのですね。どの様な治療方法になるのですか?

/肝斑は表面からのアプローチでは効果が少ないのが特徴です。
つまり、シミ対策の美容液等では効果が見られません。同様に病院でのシミ治療で使うトレチノインや
ハイドロキノン等の塗布剤も併用しますがシミの時に比べて効果が少ない様です。

治療は主に「トラネキサム酸:薬剤名トランサミン」という肝斑に効くとされる内服薬や
ビタミンC・E等の処方になります。

又シミとの大きな違いは、シミに効果があるとされるレーザー治療を行うと逆に黒くなってしまう事がある
という事です。シミだと思ってレーザーを受けて逆に黒く目立つ様になったと言う方もいます。

肝斑の上にもシミが出来るので判別し難いですし、同じ様に左右対称に出来る遅発性両側性大田母斑等もあり
(これはレーザー治療が有効)、見極めが肝心です。

一度医師の診察を受けて、自分のシミが何なのか確認すると良いでしょう。

診察や内服薬等は保険の適応内で出来る事も多いので、是非相談してみて下さい。

/自分のシミが何なのか知っておけば、ちゃんとした対策が出来ますね!
しかも保険適応内で治療出来ると言うのは有難いです。
では、肝斑の場合の自己対策について教えて下さい。

/肝斑はホルモンの乱れや紫外線で広がったり濃くなったりするので、基本的にはシミ対策と同様です。

充分な睡眠・緑黄色野菜を摂る事・日焼け対策・精神的・肉体的ストレスの軽減に努める事等が重要になります。
最近では肝斑専用の内服薬もありますし、ビタミンCやE等のサプリメントも有効です。

/まずはきちんと見極めて、それぞれにあった方法で対策をすると言う事が肝心ですね。
今回も有難うございました!

◆料金

(原口クリニックの場合)

●診  察…(保険適応)
●外用を除く薬物療法…10,500円 (保険適応)
トラネキサム酸・ビタミンC・ビタミンE 等



 
原口クリニックフリーダイヤル 0120-016-460 (予約制
福岡市博多区博多駅東1-12-5 博多大島ビル3F
診療日 / 月曜~日曜10:00~18:00  水曜…特診日
原口クリニックのHPも見てね! URL : http://www.haraguchi-c.jp

診療科目
◇美容外科
●目/二重・眼の下のタルミ・膨らみ、まぶたのタルミ、上眼瞼のくぼみ●鼻/隆鼻術、鼻翼縮小、鼻先形成術●口/口唇、歯茎●耳/ピアス●肌/ニキビ、ニキビ痕、肌の黒ずみの除去、ペンだこ、座りだこ、イレズミ除去●顔・輪郭/フェイスリフト、前額部シワ取り、コメカミ、エラ、頬骨●若返り/フォトスキンセラピー、シミ、シワ、ケミカルピーリング、コラーゲン、ヒアルロン酸、ボトックス●毛/植毛、まつ毛・脱毛(レーザー・針)●身体/豊胸、乳房下垂、乳頭縮小、脂肪吸引、身体のタルミとり、でべそ、多汗症●女性/小陰唇縮小、膣縮小●男性/包茎、シリコンボール●その他/ニンニク点滴、プラセンタ点滴、ビタミン点滴、AGA(男性型脱毛症)、ED(勃起不全)
◇形成外科(保険診療)
外傷・手術等のキズ跡、先天異常の形成外科治療(口唇裂・眼瞼下垂・耳垂裂・臍ヘルニア等)、身体各部の腫瘍(粉瘤やイボ・アザやホクロ等の母斑・血管腫・悪性黒色腫等の皮膚ガン)、陥没乳頭、ワキガ、巻き爪、外反母趾等
 

原口院長 原口院長 原口院長より
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会認定専門医
社団法人日本美容医療協会認定適正認定医
昭和大学形成外科兼任講師
どこに行くにしてもきちんと説明を受け、質問をし、疑問点のないようにした上で、その場で即決せず、一度冷静に考えてから決めるようにして下さい。
自分自身の体のことです。後々後悔しないためにも、しっかりじっくり考え、医師と相談し、決定していただきたいと思います。

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