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 原口クリニック院長の『美容外科・形成外科のホント』 

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虫刺され痕 ~読者質問~

今回は、読者様から頂いた虫刺されに関する質問についてお伺いして来ました。

読者様質問 (略)昨夏の虫刺され痕がニキビというかホクロの様になってしまってます。
このまま消えず残るのでしょうか?
(30代後半 みー)

取材陣(以下、取)/早速ですが先生、虫刺され痕がニキビやホクロになるのでしょうか?

原口先生(以下、原)/恐らく虫刺されを掻きむしる事で皮フが傷つき、その部分のメラニン色素細胞が作用して炎症性色素沈着からホクロの様になったのだと思います。

/えっ!そんな事もあるのですね。初めて知りました。

/この場合はシミやホクロの治療と同じ、光レーザーでの治療となります。
又、そのホクロが徐々に大きくなっていたり盛り上がっている場合は悪性である可能性もあるので、
切除して検査した方が安心でしょう。

又、虫刺され痕が黒ずんでしまったと言う場合も外用療法(トレチノインやハイドロキノン等の塗り薬)かレーザー治療を行いますが、普通のシミよりも少し治りが遅いです。
色素沈着の程度や体質で異なりますが、紫外線から肌を守りながら1〜2か月毎のレーザー照射で半年から1年程の少し長期的な治療となります。

/そうなんですね。虫刺され痕がその様に残るなんて絶対に避けたいですね。
その為の有効な対策はありますか?

/虫刺されの跡を残さない」のが一番ですから、掻かないように痒みを抑える事ですね。
まずは炎症が拡がらないように患部を冷やす事が最初ですが肌が乾燥していると痒みを引き起こし易いので「保湿」は重要です。特に汗が乾いた時に肌が乾燥するので、汗をかきやすく蚊の多い夏は注意が必要です。掻かない、冷やす、おしぼりや保湿水、ボディローション等こまめな保湿を心掛ける事で、虫刺されの痒みを抑えられるでしょう。

それでも痒い場合は、痒み止等の薬を使う・虫刺され部分を清潔に保つ等の対策を取りましょう。

何よりも「肌を健康に保つ事」が痒みを抑えるのと同時に、炎症を起こさないと言う点でも大切です。
規則正しい生活と食事、紫外線を浴びないと言う事も心掛けて下さい。

/肌の乾燥も痒みを引き起こすのですね。蚊に刺されたあとに冷やすといい、というのも初めて知りました!

/余談ですが、夏の色素沈着で気をつけて欲しいのが「湿布」です。湿布を貼っていた部分に紫外線が当たるとそこが色素沈着を起こす場合があります。湿布を貼っていた部位に紫外線を当てない様にして下さい。特にふくらはぎなどは要注意です。最近の湿布薬の注意書きには記載される様になりましたが、まだまだ知らない方も多い様ですね。

/えーっ、湿布が色素沈着の原因に?怖いですね。
今日は身近な事柄なのに知らない事が沢山あって、勉強になりました。  
有難うございました。

◆料金

(原口クリニックの場合)

●レーザー治療(保険適応外[1平方cm])…10,800円
ホクロ切除 原則保険適応(組織検査を含む)
●自費の場合(1個 径3㎜)…10,800円

※初診料は1,050円です。



 
原口クリニックフリーダイヤル 0120-016-460 (予約制
福岡市博多区博多駅東1-12-5 博多大島ビル3F
診療日 / 月曜~日曜10:00~18:00  水曜…特診日
原口クリニックのHPも見てね! URL : http://www.haraguchi-c.jp

診療科目
◇美容外科
●目/二重・眼の下のタルミ・膨らみ、まぶたのタルミ、上眼瞼のくぼみ●鼻/隆鼻術、鼻翼縮小、鼻先形成術●口/口唇、歯茎●耳/ピアス●肌/ニキビ、ニキビ痕、肌の黒ずみの除去、ペンだこ、座りだこ、イレズミ除去●顔・輪郭/フェイスリフト、前額部シワ取り、コメカミ、エラ、頬骨●若返り/フォトスキンセラピー、シミ、シワ、ケミカルピーリング、コラーゲン、ヒアルロン酸、ボトックス●毛/植毛、まつ毛・脱毛(レーザー・針)●身体/豊胸、乳房下垂、乳頭縮小、脂肪吸引、身体のタルミとり、でべそ、多汗症●女性/小陰唇縮小、膣縮小●男性/包茎、シリコンボール●その他/ニンニク点滴、プラセンタ点滴、ビタミン点滴、AGA(男性型脱毛症)、ED(勃起不全)
◇形成外科(保険診療)
外傷・手術等のキズ跡、先天異常の形成外科治療(口唇裂・眼瞼下垂・耳垂裂・臍ヘルニア等)、身体各部の腫瘍(粉瘤やイボ・アザやホクロ等の母斑・血管腫・悪性黒色腫等の皮膚ガン)、陥没乳頭、ワキガ、巻き爪、外反母趾等
 

原口院長 原口院長 原口院長より
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会認定専門医
社団法人日本美容医療協会認定適正認定医
昭和大学形成外科兼任講師
どこに行くにしてもきちんと説明を受け、質問をし、疑問点のないようにした上で、その場で即決せず、一度冷静に考えてから決めるようにして下さい。
自分自身の体のことです。後々後悔しないためにも、しっかりじっくり考え、医師と相談し、決定していただきたいと思います。

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