完全マンツーマン指導、「自分だけの助産師さん」

完全マンツーマン指導、「自分だけの助産師さん」

 臨月突入と同時にやっと自宅出産の助産師さん決まり、一安心。
 今迄は2週間に1度だった検診も毎週に、そして自宅にて助産師さんによるものとなります。当然エコー等ありませんので触診になるのですが、胎児の頭やお尻、足の位置を触診で確認する事。病院では超音波をお腹に当てて画面を見るだけだったので、とても新鮮に感じました。胎児の心音も専用のコンパクトな機械があり、それで聞けます。全てが初めてのものだったので、色んなアイテムが出る度に喜んでいました。


 助産師さんと接して思ったのは完全なる「マンツーマン指導」である事により、安心感が全く違うという事。病院では当然流れ作業で全てがこなされていく訳ですが、自宅出産の場合は完全に「私だけの助産師さん」。それ故興味深い色んな事を直に教えてもらう事が出来たし、分からない事があればどんな些細な事でも遠慮なく、何かあったらいつでも連絡して聞ける。初産の人にとってはこれ程安心出来る事はないと思いました。
 しかーし!その反面、食事内容や運動に関してもかなり厳しい指導をされます。まず毎日の食&運動日記を書かねばなりません。渡されたフォーマット用紙に言われるがまま食べた物を書いていると「こんな食生活ではダメ!食べ物が体を作り、赤ちゃんを作るものうんぬん…」それまで病院で一切何も言われなかったし、自分なりに極力野菜系を摂る様に気をつけていたのですが、彼女達のいう「食事」とは伝統的な和食やマクロビオテック。ほか弁の幕の内や野菜炒め、野菜一杯の中華とか食べていた私が「一応気をつけてるんですけど…」といっても当然論外、ほんっとことごとく怒られました。
 あと運動。病院ではさらーっと「歩いたり運動して下さいねー」程度だったのが、「1日3時間は必ず歩いて下さい」とか平気で言われる(涙)。ほぼ毎日朝から深夜迄仕事をしていた私には当然そんな時間も気力もなく、その旨言うと「じゃあ、通勤をその時間に当てましょう」と真顔で言うのである(T_T)。
 『仕事を終えてヘトヘトで家に帰るのもやっとこさなのに、歩いて帰るとか絶対無理やっちゅうねん!!』(怒)当時は(うるさいなぁ。出来る事してるのに。しかも自営業なんだから時間ないのに!)と毎回心の中で叫んでいましたが、出産時そして産後に助産師さんがうるさく言っていた事の理由をしみじみ実感し、反省しました。(確かに、妊娠して13Lも太ったんですよね、私。産後体重戻すのにはほんっと苦労したし、出産自体もほんときつかった(>_<)) (*にーにゃ編集長 jeek)

2007/10/01