市内の病院・産院は受け入れてくれない

市内の病院・産院は受け入れてくれない

 助産師さんから”なぜ自宅出産をしたいのですか?“の問いに答えた私。緊張もほぐれ、助産師さんが実際に立ち会った自宅出産のお話を伺って、更に興味は深まるばかり。


 それから肝心の「お産代」ですが、きちんと料金表も作られていて、詳細まで明確に出されていました。しかし、お産経験のない私にとっては「?」な項目のオンパレード。ただ、無駄なものはないだろうから、「自宅出産するにはこれ位掛かるんだ」という目安をやっと知る事が出来ました。その金額は確か34~35万位。「ん?産院とそう変わらない位?」とちょっと思ってしまいました。(後に病院や産院では知る事もなく、そして決して体験できない”大きな違い“を、身をもって知る事となるのですが…)様々な話の中、唯一引っ掛かる事が。
 それは検診する先の病院が「北九州」である事。「えぇっ、北九州ですかっ?」『市内で”自宅出産希望の妊婦さん“を受け入れてくれる病院・産院がないのです。ですので、今まで実際にはありませんが万が一、お産前に何かが起こり、自宅出産が出来なくなった場合、北九州の産院で出産する事になります』。「…北九州」。遠い。っていうかなぜ、市内の病院・産院は検診すら受け入れてくれないの?そんな中、どうして北九州の先生は受け入れてくれるの?…その理由を後に知る事になり、また私は病院(医者)が嫌いになるのであった。
 そうこうしている間に、出産準備もそろそろせねばと思い、本でチェック。
 まずは絶対にこれで頑張ろうと思っていた布おむつ、そしておむつカバー、ベビーベッドも要るらしいから、事務所と自宅で2台、それに伴ってお布団も2組、あと肌着におむつ快適シート。ざっとこれは必須かな、と思われるものを挙げてはみたが、「一体いつ買いに行けるというのだ?」そう、買いに行く時間がない。でも便利な世の中です。「ネットオークションで揃えよう」。そう思い、作業の合間にヤフーのオークションをサーフィン♪お~、なんかいっぱいあるあるある…。お目当て落札の為に、入札の日々が始まった。   (続く)

2007/10/01