産後の色々なお話1

産後の色々なお話1

★ベビーパウダーの話
 シッカロールを買った方がいいのか助産師さんに聞いた時に「使うのであればこれが」と教えてもらったのが「ゼノア酸性パウダー」。詳しくは聞かず、専門店で購入し開けてみると何とまぁ、かわいいパッケージ。

 同包の説明書を簡単にまとめると、「元々ベビーパウダーは汗を吸い取らせるもので、原料はタルク(滑石)。タルクの感触はすべすべして気持ち良いのだが、アルカリ性。石鹸の様に洗い流す物ではない為、肌が弱い人には向いていない」のだそう。このパウダーは、ボディ用パウダーとして世界で初めての弱酸性タイプらしく、シャワーや入浴後、肌に付けると汗と混和し、弱酸性化粧水となって肌を休めるのだそう。「へぇぇ、さすがはうちの助産師さん!安心・安全アイテムは彼女に聞け、だな!!」と改めて関心。


 おむつを変える時にパパッとお尻にはたいたり、夏ならば風呂上がり「あせも」防止に全身酸性パウダーをはたいてます。子供らは勿論、アトピー持ちの夫も使っています。(ちなみにそろそろ少なくなったので昨日新たに購入したのですが、説明書の内容が変わってて、アルカリ性うんぬんのコメントがすっかり無くなってました。何でだろ?)
 余談ですが、夏の風呂上がりには必ず「ムトウハップ」を洗面器に溜めたお湯に薄め、全身に掛け流しています。その甲斐あってか、子供達があせもに悩まされた事は一度もありません。

★ヘソの緒の消毒
 さておき、お風呂から上げたら湯たんぽで温めたバスタオルで拭き上げ、「ヘソの緒」の消毒をします。「消毒キット」は出産前に購入する「お産セット」に入っていますが、消毒液と白い粉がそれぞれ小さな容器(病院でもらう目薬の容器みたいです)に入っており、消毒液を綿棒に湿らせ、おへそのジクジクした部分をそっと拭き、その後に白い粉を付けてます。毎日続けていると、いつのまにか「ポロッ」と取れておヘソが顔をだします。(又その瞬間がなんか感慨深いんですよぉ)それが終わったら、手作りのアロマベビーオイルで全身をなでるようにマッサージし、酸性パウダーをはたいたら湯たんぽで温められた肌着を着せ、おっぱいをあげると、たいていそのまま寝てくれます。
 ちなみに出産後は感染症を防止する為、入浴できません。1カ月検診で「大丈夫ですよ」と言われてからやっと入れます。その間はシャワーで我慢です。(私は確か産後数日はシャワーも×でした。冬だったからそう気にはなりませんでしたが)

★まるで○○○の様な…
 赤ちゃんは産まれてから数日間、「胎便」という独特のうんちをします。赤ちゃんはお腹の中にいる時、羊水に浮かんで育ちます。その羊水がはがれた皮フや抜けた髪の毛等で汚れてくると胎児は羊水を飲んでその汚れやゴミを腸に溜めてキレイにした羊水をおしっことして戻します。その腸内に溜めた汚れやゴミを生まれた後に体外へ排出するのですが、それが最初のうんち「胎便」なのです。
 産まれた後、赤ちゃんが欲しがる時に随時おっぱいをあげていると翌日に「胎便」が出ました。その形状・色はまさに「岩のり」。黒くてネットリしていますが、においは特にありません。数日間出続け、次第に色が緑がかってきて、完全に排出されたら鮮やかな黄色、キャメル色で酸っぱいにおいのする「母乳うんち」に変わります。下痢状で頻繁にうんちをするので心配する方もいらっしゃいますが、それこそが「母乳ならでは」のうんちなのです。
(*にーにゃ編集長jeek)

2007/12/10