母乳はこんなにすごいんです~その2~
母乳育児が優れている11の理由
(項目後の・は、私が経験してみて感じた事を書き添えました)
5.母乳は合理的で経済的
人工ミルクは月に数万円かかる上に、ほ乳瓶の消毒、お湯の準備や温度調整等準備する迄に手間がかかります。母乳は常に適温ですし、いつでもすぐに飲ませる事ができます。そして勿論無料です!
・搾乳がなくなった時に人工ミルクを与えて貰う様にしていましたが、オット曰く「確かに色々手間が掛かる」と言ってました。
6.赤ちゃんが安心する
赤ちゃんにとってお母さんの心臓の音は、お腹の中にいた頃から聞いている「安心の音」。だっこして授乳をする事は、赤ちゃんにお母さんの鼓動を聞かせる姿勢。赤ちゃんはだっこされ、お母さんの心音を聞きながら安心して母乳を飲む事ができるのです。
・泣いたらだっこして語りかけながらおっぱいを含ませ、おむつをチェックして濡れてたら取り替え…を繰り返していた為か、”泣きやまない事で大変だった“という事は二人共通して無かったです。
7.子宮復古を促進する
赤ちゃんを産むと子宮が収縮して出血が止まります。そして 母乳を与える事により、子宮が徐々に収縮して元の大きさに戻ります。ミルクだとおっぱいへの刺激が少ない事で子宮の収縮が悪くなる為に、復古不全等が起こる場合も。母乳を吸わせる事は、母親にも赤ちゃんにも良い作用があります。
・産後おっぱいをあげている時、生理痛の様な痛みというか重みの様な感覚をお腹によく感じてました。助産師さんから「それが子宮の収縮で、元の位置に戻ろうとしている」と聞いて不思議だなぁと思っていました。早い時期に元に戻った記憶はあります。
8.妊娠中に太っても、産前の体型に戻りやすい
母親は食事をしても母乳にカロリーを取られる為、太りません。産後、体型の回復が早くなります。
・母乳を与えている時は、乳質やおっぱいの事を考えると和食中心になります。そのせいもあって、確かに太った分の体重は3ヶ月位で戻りました。ただ、母乳をあげていると太らないからと言って食べ過ぎたり、甘いモノを沢山摂り過ぎると当然体重は落ちませんし、太ります。母乳の質も悪くなるので産後の食事には気を配る必要があります。
今号で全項目ご紹介できると思ってたのですが、すみません、あと3項目入りませんでした(汗)。続きは11月号で紹介しますね。
(*にーにゃ編集長jeek)
●ぬくもりのあるお産を求めて 風薫る助産院 の窓から
あかね助産院院長/奥田朱美著 悠飛社
●母乳の方が楽だった?!
おっぱいでらくらくすくすく育児
金森あかね監修/北野寿美代著 メディカ出版